すすきの原
尾根幹(おねかん)道路と呼ばれる、多摩ニュータウンの裏通り。
永山から稲城方面に向かっていくと、やや不自然なアップダウンから、突然にぐわっと眼前に広がる景色だ。
このすすきの原を抜けるとすぐに多摩陸上がある。
このすすきの時期といえば、02年の佐川ダービーを思い出す。あの時は寒かった
やな事思い出した。
だから秋はめんどくさい

尾根幹(おねかん)道路と呼ばれる、多摩ニュータウンの裏通り。
永山から稲城方面に向かっていくと、やや不自然なアップダウンから、突然にぐわっと眼前に広がる景色だ。
このすすきの原を抜けるとすぐに多摩陸上がある。
このすすきの時期といえば、02年の佐川ダービーを思い出す。あの時は寒かった
やな事思い出した。
だから秋はめんどくさい

JFLもいよいよ残りふたつ
我が家にとって今シーズン最後の「旅」。行き先は岡山。
今期新加入の三菱自動車水島FCのホーム、笠岡「カブトガニスタジアム」は、県最西部の笠岡市の干拓地に作られた新しいスタジアムだ。
試合の方は、現在最下位に沈む三菱水島にいきなり「秒殺」されてしまい、先週のデンソー戦に続いてまさかの不安が。
しかし一点ビハインドで迎えた後半、チームは「ジャンボ」大久保の真骨頂ともいえるファインゴールで息を吹きかえす。
このゴールを口火に、この日バースデーの榎本が、今期後半の好調ぶりを象徴するように2ゴールをあげる。
大久保がさらに1点追加して、終わってみれば1―4とホームの水島を圧倒して勝利。
帰りは急いで空港まで車を走らせたのだが、西日本の山の景色は東日本のそれよりも紅葉(こうよう)にあふれていた。
こんな綺麗な景色をみながら、後泊してとなりの広島に立ち寄れれば最高だったのだけど
まあ業務のたてこんでくるこの時期はしかたないのだ。
さて来週は最終戦。
ホーム西ヶ丘で東京ダービーマッチだ

暮れの重要なオードブル商材である冬のハウス西瓜。
同じウリ類のメロンが並ぶんだからもちろん西瓜だって外せない。
実はここだけの話、甘さをメーターで実測すると夏場の西瓜よりも甘いという結果がでる。ハウスでの完璧な温度管理と甘さの重要なファクターである水分管理の賜(たまもの)だからだ。
問題は、どう頑張っても食べ頃の陽気ではないことだ。
熊本産
季刊サッカーJプラス第二弾
この中にある特集記事でJFLのことが深く書かれている。
今回は、特に今までメディアになかなか登場しなかった佐川急便東京の真実の姿が明らかに。
サポーター木戸氏による、チームとの堅い絆について答えた告白記事と、チームの象徴的存在である伊藤琢矢選手による天皇杯のピッチからの生々しいエピソード記事などを、ライター後藤勝氏が数ページにわたって書きまとめた、まさに現場レベルからのレポートは必読モノである。
佐川東京が日本のフットボール界でどのような存在なのか、興味がある方はぜひ。
なお付録があるために店頭での立ち読みは技術的に難しくなっております(笑)
無理してご迷惑をあちこちにかけるよりも買ったほうがお得ですのでよろしくお願いします。
まずは以下の記事から
<簡易宿泊所1泊3000円「安いネ」>
-外国人に人気「労働者の街」横浜・寿-
労働者の街として知られる横浜市中区寿地区に密集する簡易宿泊所に、一般旅行客を受け入れる取り組みが進んでいる。特に外国人の人気が高く6月以降、スウェーデンやイタリア、マレーシアなど約15カ国70人以上が泊まった。素泊まりで1泊約3000円で、中華街や山下公園など観光名所に近いのが売りだ。関係者は「『孤立した街』という寿のイメージを変えたい」と期待する。寿地区は250メートル四方に約110軒の簡易宿泊所が集中する。近年は老朽化した建物の改築などで部屋数は増えたが、継続利用者に変化はなく、全体の2割に当たる約1600室は空き部屋。65歳以上の高齢者が3割を占めている。
そこで寿地区を支援する企画会社「Funnybee(ファニービー)」が6月から、英語と日本語のホームページで地区や簡易宿泊所を紹介、予約客を契約宿泊所に斡旋(あっせん)し始めた。既に2軒の宿泊所が契約している。
これまでフランスのプロサッカー選手やデザイナー、スペインの弁護士や経済学者ら、若者から中高年まで幅広い客層の外国人が利用。今月(9月)18日には、静岡県内の小中学校で英語を教えるサミュエル・レデラーさん(22)ら2人が観光に訪れ、宿泊した。「安いしロケーションが良い」と3畳半の客室に不満はない様子。今月末から横浜市で開かれる現代美術展「横浜トリエンナーレ」に参加の海外アーティスト約10人も宿泊予定だ。
旅行客を受け入れる「第二港館」のオーナー、木村宗民さん(53)は「明るくきれいな街にという動きの第一歩。雇用拡大にもつながれば」。ファニービー社長の谷津倉智子さん(33)も「外国人には『汚い』『怖い』といった偏見がない。ツーリスト街として周辺地域と共存していきたい」と街の再生を願う。
(毎日新聞2005年9月20日号 より転載)
実はある筋から「ドヤでなんか変わったことやってるゾ」という情報があったので、タイミングよくこの日に利用したのだった。
実際に10年ぶりに訪れた寿町は変わり果てていた。
この日は「ファニービー」の谷津倉(やつくら)さんと実際にお会いして、この変わり果てた寿の街を一緒に歩きながら俺はいろいろとお話をうかがった。谷津倉さんに、俺はここに10年前の無職時代に住んでた事があるんですよと言ったら
「変わったでしょう、すごくこの街が」
と言う。
「とにかくこのドヤ(※宿のこと)に、出入りする人がだんだん減ってるから」
確かに。港の日給仕事も以前とは比べ物にならないくらい減ったかもしれん。
おしごと斡旋所の事務所がチラリと見える。
「行政にとっても、生活保護の対象者がコレだけ高密度で存在する街はないでしょうって」
実際に数字はわからんが、ドヤの住人もすでに現役で肉体労働はできない年齢にきているらしいのだ。
「でも、この街がこのまま沈んでいくとどうなっていくのかと考えもあって、何かできないかとウチが具体的に動いてるんです」
実際にこの会社だけでなく、NPO法人としてドヤのおじさんたち向けに「一食300円食堂」を運営する谷津倉さんの活動は地道で先が非常に長い話だ。
でも愛する街・寿の未来を真剣に考え、実際に行動するという勇気に俺も心動かされるものがあった。
さてあの日、俺が実際に息子とともにねぐらにした「第二港館」は、なんとエレベーター付のエアコン付。
02W杯の時に、ぶっつけ本番で泊まったソウルの南大門市場の裏の旅館(ヨガン30000ウォン)と比べてもなんときれいなドヤだろう!
ちゃんとしたエレベーターや広い通路の作りには「寿には車椅子の人も多いでしょ」という谷津倉さんの言葉を思わず思い出す。バリヤフリー対応のドヤ。
時代は進んでいる。
泊まる部屋は本当に3畳間。必要最小限を絵に描いたような間取りだ。
これで二人一部屋一泊4500円。一人2250円だ。(なお一人の場合3000円)
まあ高いか安いかといえば、この地域の一般のホテルの半分である。
当然連泊の割り引きはあるので、確かに安い。
おりしも12月は世界クラブ選手権。なけなしの金をはたいてここ横浜に駆けつける当事国のファンが、ここを利用してもいいじゃないかな?とも思う。それをどう彼らに伝えたらいいかわからないけどね。
一応このドヤはこんなページからチェックできるので、興味あれば見てください。
頑張れ谷津倉さん!
俺は一応、東京というクラブがSOCIO会員というのを始めた頃から、毎年毎年に年間チケットを購入している。
それは息子が一年坊主の頃からだから、まあそれなりに長くは続いてはいるのだ。
息子がボールを本格的に蹴り始めた時期と、典型的な企業クラブが無器用ながらもプロという世界を選択した当初のすごくボーダー(微妙)な時期とが同時進行していて、すごく楽しかったと今でも思っている。
今ではかなりちっちゃくなった半そでTシャツ[11AMARAL]が息子のタンスを開けると大事にしまってあるし、「トーキョーワッショイ!」なる書を時々読みやればいろいろと思い出すことも多い。
現在、俺はといえばもうすでにJFL佐川東京一色に染まり、息子はといえば完全にフットサルの関東リーグ(の某チーム)にどっぷりと漬かっていてなかなか東京の試合には足を運べない。
ホームでも昨年の半分も行ってないし、アウェイは「日立台」しか行ってないという状態だ。
と、前置きは長くなって恐縮ですが(笑)
行けない試合の分の年間チケットは、ドブ捨てになったかと思えば実はそうでもない。
俺の実家の近所に今も暮らす、幼なじみの二つ上の「おねいちゃん」と、小学校に上がったばかりのその息子に差し上げていたのだ。この「おねいちゃん」とは家族ぐるみの長い長い付き合いだった。
「とにかくやんちゃで暴れんぼうで大変」な彼女の息子が、何か夢中になれるもの、ということで、春先にこのチケットを渡したところ「いやー親子でハマったよ!」というのに俺はニヤリと。
以後、定期的に彼女の家(彼女はハハコ家庭)と近い実家の俺のおふくろにチケットを託して、まあそれなりに楽しんではもらった。
はずが、である
もう行く当てのない今期の残りチケットをフクロに突っ込んで、おふくろに渡すと
「もう試合いかないと思うな」
はあ?
「なんか、息子がこないだからSに入団して、その試合だ練習だが毎週あるんだと」
実家のあるエリアで某Sと言えば「泣く子も黙る」名門クラブ。
しかも「おねいちゃん」はその父母後援会の活動でほとんど時間を費やしているそうで、おふくろの話では、彼女はかなり後援会にのめりこんでいるらしい。
なんてこった
父母の後援会があって「お普請(ふしん)」を要求するクラブとは相反するクラブでこどもたちを教える俺の今の身にとっては‐まあ一方的な偏見ではあるかもしれないけど‐これは寝耳に水な話。
信じられない事件でもある。ウチ来るはずじゃなかったのかー?
まあ、息子が夢中になってあのクラブで頑張ること自体素晴らしいとは思うし、華々しい少年時代を送ることができる可能性が大きくなったのは事実だ。
(そういや幼なじみのアズーロの社長も某Sだった)
俺は「そういう」クラブが嫌いなだけで、あーだこーだと直接言える立場には、ない。
あーあついにこの日が来たのか…
うーむ。ケチくさいからもうよそう
秋は旅立ちのシーズン、か
昨日のショックというか、疲れがとれずに寝坊する。
いかん!今日は市民大会。
ウチのクラブ史上まれにみる当り年の今年は、2年・3年・4年の各学年が揃って予選リーグを突破。
今日はベスト4入りをかけたトーナメントの日であった。
俺は最短ロケット・華子125ccにまたがり会場へと向かった。
トーナメント進出となれば当然スタッフが必要なわけで。俺もフル活動だ。
すぐに割り当ての駐車場当番に。この間にまず3年生が集合してアップをはじめる。
駐車場当番も終わり、3年の試合。
3・4年生の部準々決勝、相手は4年中心の川向こうのチーム。
しかしながら「黄金世代」のこの3年は臆することなく、前半から中央からサイドからがんがん仕掛ける。
相手はパワーとスピードでこちらに押しまくる。それをなんとかしのぐウチ。好ゲームだ。
前半、裏を簡単に取られたDF陣がもたつく間に2失点。まあしかたない。
しかし、後半開始直後に、流れるようなパス回しと最後は左サイドから素晴らしいドリブル突破から追撃弾を叩き込む。
盛り上がるベンチ。沈む相手方の父母(ザマーミロ)
これでも終わらずに、次々にシュートを放つが、バー(2)、ポスト(1)と決められない。
しかしながら1対1ではほぼ制圧。もうちょっと全体のバランスをとれればなーというくらいの差しかなかった。
これを彼らが彼らだけで考えてやってるのである。すごい学年だと思う。
そういう感じでこの試合は大いに白熱する。
しかしながら、試合はこのまま閉じられてしまう。うーむ。
3年チームと4年チーム。伸び盛りのこの年代(3・4・5・6)の子供にしてみれば、カテゴリーが一個違うのと一緒ではないか。勝てばアップセットだ。
予選リーグで派手なアップセットを演じた彼らは、トーナメントでは惜しくも敗退。
でも、来年はいけるかもしれない。コーチ陣の驚きはまだまだこれからかもしれない。
さて二度目の駐車場当番も終わると、こんどは4年チームの登場。
この学年は1年と2年の時に俺が担当した「荒くれ者」学年。彼らは圧倒的な実力で予選を突破した。
トーナメントの相手は、くしくも同じ小学校の子が多いクラブだ。
ここには今まで公式戦では勝ったことがない。宿敵の中の宿敵がいきなり相手なのだ。
ダービーマッチ。
試合開始。から3年生のとき以上にガンガンしかけるウチ。そして序盤からほとんどポゼッションを握る。
特に5・6年の試合に出している連中を中心にほとんど相手陣内で自由自在のサッカー。
初シュートはウチ。そして何本もシュートを撃つ。
しかしたった一本のパスから裏をとられ、DFがもたつくあいだに先制点は相手に。
さっきの再現である。
しかし、圧倒的な個人技と相手陣内でのツータッチのパス回しから、最後は左の難しい位置からの鮮やかなボレーで同点に。
しかし、昨日といい、ダービーマッチはなぜこうなるんだろう。
圧倒的なポゼッションはかならずしも安全ではなかった。
ふわり、というロビングから何回も裏を取られ続ける。
そして追いついたものの、GKの判断ミスから取れるボールがCKとなり、CKからゴール前の混戦状態の中で狐につままれたような失点。
決定的場面は数多くウチにあったし、シュートも倍以上は撃っている。
しかしなんだかんだで、このまま試合をしめられてしまった。
まるでさっきの試合のVTRを見るようであった。ついでにいわせれば昨日の泉体育館と同じ。
今日のDFのミスは、たったこの2失点の場面だけである。
しかし今日はシュートがことごとく入らなかった。それが今日の敗因だった。
かくして、決勝トーナメントは3年・4年とも敗退。
彼らはまた成長し続けることができるだろう。3年も4年もこんなに健闘したのはウチ始まって以来の快挙だ。
市民大会は、俺の担当学年の2年生が来週にベスト4をかけての対戦を残す。
さて俺の教え子はどういうドラマを生んでくれるかな、これはこれで楽しみだ。
コーチ陣が「来週頼みますよ」とニヤリと笑う。
俺はフフンと笑う。
まあ、俺は特別なことはしてない。彼ら次第。
かわっぺりの冷たい、そして生臭い風の中、俺はかったるい日曜出勤のため会社にこのまま向かった。
仕事がかなり押して、会場到着が遅れた。
フットサル全日本選手権東京予選・準々決勝の第一試合は、都リーグのフォルサヴェルヂが関東リーグのシャークスに6‐1というスコアで圧勝したらしい。
らしい、というのは先に会場入りしていた息子から聞いたからである。
もう一個の試合は府中ダービー。
ともに関東リーグの府中アスレチックとフトゥーロの対戦である。
さて俺はといえば、1‐1の場面から観戦に間に合ったのだが、なんかいつもリーグで見るような試合の流れとちがうように見えた。
ちょうど時間的には、府中が5ファウルの場面からのところ。
このあたりから府中、あからさまに一発を「狙い」にいくようになっていた。
フトゥーロの攻撃は、府中がなりふりかまわず「小間切れ」に持っていってしまい、全体のリズムがうまく取りづらく、連続していけない。
なんか嫌〜な時間が流れるなあ、と思ったら、たった一本のロビングから一歩ディフエンスが遅れたところをズドン。
その後のフトゥーロのパワープレーも、府中がまたもや「小間切れ」にする
客観的には、そうまでして勝つか、府中!という感想だ。
いや短い時間しか見てない感想なので全体はわからんのでいい加減なことは言えませんが。
フトゥーロ信濃啓象のパワープレーも時間が足りず。タイムアップ
2‐1、府中勝ちのこり
関東リーグでのこの対戦はフトゥーロが勝っていて、後期はフトゥーロが上位リーグ(プレーオフ)に、かたや府中の方は後期リーグは下位リーグ(プレーアウト)の方に回るという今期の両チームの力関係。
府中にしてみれば、ましてや選手権、ましてやノックアウトという舞台。
こういう戦い方にもなるのは自然の流れなんだろうか。
に、してもだ。
悔しさがこみあげる。
俺は5年ばかり選手権を見てきたが、今期は息子がお世話になっていて選手の方ともよくお話させていただく、という関係もあり、初めて特定のチームに想い入れを持って観戦した。だからこそなおさら悔しさがこみあげるのだ。
選手ひとりひとりも、さすがにがっくりと。声をかけるにもなかなかうまく話ができなかった。
引き続きリーグで頑張って欲しいと、拍手を送るほかない。
泉体育舘の名物、桜の街路樹も紅葉しはじめた。ぱらぱら落ちる枯れ葉と、スースーと足元から吹き付ける北風がやけにしんどかった。
さて12月はリーグ再会である。上位リーグ(プレーオフ)に残ったフトゥーロである、リーグではまたおおいに暴れてほしいものである。
この悔しさに疲れ果てた我々親子がその晩、「松の湯」に向かったのは、言うまでもない
明日は立川の泉体育館でフットサル全日本選手権東京予選の二次ラウンドの2試合が行われる。
二次ラウンドは勝ち上がった8チームによるノックアウト方式。もう2試合は小金井市体育舘で行われる。
関東大会への椅子は「3」
明日のラウンドで勝ちのこった4チームが今度は翌日の日曜に小金井市体育舘で準決勝・3位決定戦(プレーオフ)・決勝と戦うのだ。
さて息子が大変お世話になっている某チーム、昨年はここ泉でのプレーオフで残り45秒で3点差から同点に追い付き、PK戦で勝利して関東大会行きの切符を手にしたのは記憶に生々しい。
さあ今年はどうなるか
朝がだいぶ冷え込んできた
北海道では街に雪のしらせが
我が家の周りでは、やや息も白くなりかけるちょうどぎりぎりのところ
そんなときに、妙に存在感を放つのがこのオレンヂ色
ぼちぼちこたつをだそうか
秋深まる
山梨では、ぶどう類もこの時期はレギュラーシーズンが終了。
温室ものをのぞいてこれからは「貯蔵もの」の出回り時期となる
貯蔵ものとして保存向けの木箱に納められたこの「甲州」が現場に並ぶ頃になった。
この木箱入り甲州は、これから12月のはしりまでじっくりと出荷されるのである。


ああ、もうそんな時期か。
俺はこれには、少し思い出がある。
まだ駆け出しの頃、やたらとこれを専門に買い付けている業者のおやじがいたので、まだ若かった俺は興味本位で、この珍しいぶどうはいったい誰が買うんだろう?と聞いたことがある。
「老人ホームさ」
おやじは忙しい手を休めもせずにいう。
「こんな、誰がみたってぶどうは時期はずれで誰も食わないと思うだろ?それでも食いたいっていうお客さんもいるんだよ」
そうかあ。
ぶどうが好きな人について考える。
たとえば人生の晩年になって、来年までもう厳しい、つまりもう次のシーズンのぶどうは食べられないかもしれないという頃を迎えたら。
どうしてももう一度食べたい…。
それはあまりに考えすぎだが、あながちない話ではない。
確かに今はハウスものや輸入ものがあるから、一年いつでもたいていの果物は調達可能だと思うかもしれない。
でも、完璧かといわれればそうでもないのだ。ぶどう、もも、すもも…これら夏果実は時期は以外と短いものである
この木箱入り甲州は、少しでも長くぶどうを出荷しようという時代のなごりでもあるし、現在も立派に流通している
くだものは人それぞれ、思いい入れというものがある。
「あの時期のあれが食べたい」と思う瞬間はきっと誰にでもあると思う。
人間はやはり天然の生き物だから、天然である証明に季節の産物を口にしたくなる欲望はある。それは人間である以上逃れられない。
己と自然との、接点として最も分かりやすいのがくだものだと、俺は思う。
つくづく人間てのは、悲しい生き物なんだと、現場にいながらいちいち考えてしまう
そんなこんなでこの時期は、このクラシックなスタイルの木箱に納められた甲州を見るにつけ、余計なもの想いが多くなる。
秋はめんどくさい
いよいよ明後日に迫った、今期最高の舞台。
場所は川崎・等々力競技場。
昼間は荷物を運ぶオニイサン達が、国内最高峰のJ1で好成績の川崎フロンターレと真っ向勝負をする。
こんな対決が面白くないわけがない。お互いの力関係なんて始まってみなければわかるわけがない。「勝てば強い」ということに、なるのだ。コノヤロ!
それが一発勝負のノックアウト方式だ。世界のカップ戦の常識。
11月3日は、全国各地のJクラブ同士の対戦もいいかもしれない。
けど、こういうマッチアップは年に何回もない。そして全国各地どこかしらで、血なまぐさい、そして痛快なドラマが待ち受けている。
そんな年に、結果だけ見て、あーだったこーだったとあとで語るのはちょっともったいないぞ
皆さん歴史の証人になりましょう
第85回天皇杯全日本選手権・4回戦
川崎フロンターレ(J1) vs 佐川急便東京SC(東京都代表)
川崎・等々力競技場 午後1時キックオフ
JFLファンでも、そうでない人も、当日は楽しんでいってください。
ここに集うアツイ野郎共!当日はこの「祭り」を徹底的に楽しもうぜ!!!!!
Upset Please! SAGAWA