いきなり残念だが、俺は月曜は必ず仕事が8時まである
何が残念かといえば、月曜は某チームのフットサルクリニックが7時からあるのだ。
俺は参加はできない
まあ俺はおいといて
息子の方は、このクリニックに通い続けてもうちょうど一年が過ぎた
始めは、当時6年の息子のプレースタイルがあまりにも一本調子であったので勝手に俺が「床で練習すれば上手くなるかな」という、今考えれば余計なおせっかいな理由からだった
ただ、このクリニック、対象は大人であり、すんなり入れてくれるかは保証はない
まずは見学して、本人が少しでも躊躇してしまうようであればやめにしよう、と考えた。他の参加者のゴメーワクになってはいけないから
まずは見学してビックリ。かなーり基本練習が多い。これだけみっちりやっているとは。
また、想像をはるかに越える参加者のレベルの高さと意識の高さ
うーむ
無理かな、と思ったが、息子はじーっとクリニックの一部始終を観察していた
そしていきなり
「やる」
???
うれしいとも何とも思わず、俺はわざと突き放してみた
「じゃあ参加できるかどうか自分で聞いてくれ、俺はいかないからな」
やるのは息子である。そういうコミュニケーションができるかどうかも重要なことだ。
数分後、某選手が俺のところに来た
「お父さんですよね、あのーウチは全然オーケーなので、あ、受付にもちゃんと言っておきますので、次回来てください」
あっけなかった
まあ小学生の前例がないということで、門前払いは覚悟の上だったが話は意外な方向に
あれから一年。
始めこそは、ゲームでの速いボール回しについていくこともできず、女性(のレベルがとてつもなく高い!)にも「邪魔よ」といわんばかりにころげ回されたことも多数
いつでも「ちょっと彼では難しいので、今日で最後にしていただけないでしょうか…」と、お断りがはいるのかなと覚悟はしていた
また、息子だけ特別扱い(ミソ)を受けるようなら他の方に大変失礼だし、それはあってはならないと思っていたので、そのあたりについてはいつでも考えてはいたつもりだった
ある日、某日本代表選手が息子につきっきりで話をしていた
かなり内容はきびしく突っ込んだもの。しかし息子は俺がいう言葉なんかよりも素直に聞いていた。
この、息子を気にかけてくれた某選手は夏にイタリアのセリエA1に移籍
また別の某選手は終了後、実に詳しくプレー解説をしながら、手加減なく息子のプレーの改善点を教えてくれたりもした。ちなみに、この方の関東の会場での試合後の熱いトークは俺は凄く楽しみだ。プレーもだが。
選手ばかりでない
この某チームの試合がある関東リーグに、一人で観戦に行く息子に現地で声をかけていただいたり、困ったときは助けていただいた方々は、このクリニックを通じて息子が知り合ったファンの方々なのだ
フットサルが誰よりも愛し、フットサルを心から楽しむ、選手達そしてファンの方々
この素晴らしい方々に我が家が出会ったことが、なによりも財産でもあるしこれからも続けていきたいものだ。
それはすべて息子が自分で広げた世界だ。俺は何もしていない、むしろオマケのようなもので
プレーヤーとしての息子の現在位置。
小学生からプレーをしていたクラブは中学からはメンバー不足で活動停止状態
中学の部活は指導者のいない「友達部活」
それはそれで楽しい時間だそうなのだが、いまだに中学の公式試合では公立中に勝てず
「6年の頃のチームの方が強いよ、絶対」
と、今の状況下で時には悩んだりもしている(らしい)
でもそれはそれで
現在、息子にとって真剣勝負ができるのはこのクリニックだけとなっている
でもこれって不思議な運命である、と俺は思う
彼は先が長い
その先の人生を考えたら、はるかにはてしなく長いじゃん
またこれからも皆さんよろしくお願いします