天地返し



久々に明るいときに家にいるから、よいしょっと身を起こして玄関前の畑に
夏作のやさいを作る準備だ
まずはこの一ヶ月で容赦なく延びてきた雑草類を引っこ抜く
その量、おおよそゴミ袋(中)3ツ分
そのうちのいくぶんかを、緑肥(りょくひ)として畝(うね)の中へすきこむ
来週までに牛ふんも用意したほうがいいのかどうか
いつも忘れて終わる
雑草を引っこ抜きながら
発見
冬に捨てた「根みつば」がいつのまに自生している
アスパラが変な風にのびてたりも
そして雨の匂い



久々に明るいときに家にいるから、よいしょっと身を起こして玄関前の畑に
夏作のやさいを作る準備だ
まずはこの一ヶ月で容赦なく延びてきた雑草類を引っこ抜く
その量、おおよそゴミ袋(中)3ツ分
そのうちのいくぶんかを、緑肥(りょくひ)として畝(うね)の中へすきこむ
来週までに牛ふんも用意したほうがいいのかどうか
いつも忘れて終わる
雑草を引っこ抜きながら
発見
冬に捨てた「根みつば」がいつのまに自生している
アスパラが変な風にのびてたりも
そして雨の匂い
形あるものは永遠ではない
昨日、シロ君という犬とお別れをした
正しくはぬいぐるみだ
息子が5歳のクリスマスの夜、いたずら心で俺は周到に「仕込み」でサンタの国からのプレゼントを息子の寝ている布団に突っ込んだ
息子が目覚めると
「うわ!なんたこりゃ!」
「俺知らね」と、俺は忙しぶって息子の問い掛けにはわざとすっとぼけだ
そんなサプライズから息子とご対面した、ちいさい息子とほぼ同じくらいの大きさのいぬのぬいぐるみは、すぐに息子の弟分となった。
かわいいものである
タオル地のそれはよくできていて、すやすや寝ているポーズがいかにもなぐうたらいぬで、かわいいもんだった
まだ保育園児の息子が本気で会話を楽しんでいたのを見て俺も笑いころげた
「おい!起きろこのねぼすけ」
忙しい俺との生活で、どうしても息子は家にひとりでいる時間が多かった。シロ君と名付けたいぬは唯一の友達だった
残業で遅くなる俺より先に布団を敷いて寝るときも少なからずあったのだが、俺が帰宅してみると息子はシロ君を布団に引っ張りこんでスースー寝ていたりと
それを見て少しは俺も安心したもんだった
月日は流れる
タオル地のふわふわなシロ君は、かわいそうに年々修繕が必要になるくらい穴が空きまくってしまう状態になった
タオル地だけあって、直しても直してもぼろぼろとなってつかみどころがなくなってしまうのだ
時を同じくして、親の想像をはるかに越える成長を続ける息子も、さすがに中学になってからは一緒に寝ることもなくなり、シロ君は部屋の片隅で静かにちっちゃくなったままだった
こういう愛玩動物(?)はこのような状態がいちばんつらいものである
かといってこのワタを四六時中巻き散らしているかわいそうなシロ君を家にずっと転がしておくわけにもいかぬ
うーむ、お別れだな
息子はまあしかたないか、とわりとさっぱりしていた。当たり前だが
この場合、悲しいというかなんとも言えないフクザツな気持ちになるのは親の俺の方であった
この気持ちはどこからくるのだろう
今日シロ君は我が家から旅立った
ちいさい息子が、布団にシロ君を引っ張りこんでまるで二匹の犬みたいにスースー寝ている映像が頭の中に見えた
ああ、そうだったよな
いまではどうもピンとこない、こんな幼児期のささやかな時間を、時々記憶の引き出しから引っ張り出していろいろ想うのは、親の特権かもしれないなあ
などとわかりきったようなことをいちいちいい聞かせたりもしながら、俺はとっとと仕事へ向かった
シロ君お疲れさん
「第三のビール、値上げ据え置き」
このニュースが全国を席巻した昨日、おもわず苦笑した業界関係者は少なからず多いわけだ
ある特定の大手スーパーのイ○ングループの、別にそんな大事でもない発表がニュースとしてTVラヂオしんぶんそしてインターネットとのべつなく「宣伝」されたわけである
報道はいろんな方のご協力で成り立ってます
これを見て「さすがイ○ン!庶民の味方!」なんて思う方ははたしてどのくらいいるのだろうか?
「ばっかだなーイ○ン!そんな自腹切ったってオイシイところもって行かれてそれでオワリじゃねーの?」
などと思う方も、実は釣られているかもしれない
昨日コレをみた某卸業の薄給薄幸薄髪営業マンが、劣化のごとく、否、烈火のごとく俺に当り散らしてきやがった。
「おい!@@@@!(←俺の名前)ニュース見たか?」
「おお、俺は井上和香より安田美紗子に同情するよ」
「訳わかんねーよバカ!!!イ○ンだよイ○ン!」
「つぶれたのか?」
「相変わらずだなおい!お前の家TVないからってそこまで世間知らずなのかよ」
「TVないから何だってんだよ!DVDは見れるんだよ!」
「まあいいか・・・またやられたよあそこに」
彼の話は、これはまた報道メディアを利用したイ○ンの宣伝行為だと言うこと。まあそれだけでは別に何の興味もないが、この「据え置き」にも一種のカラクリがあって、おそらくだがこれに関しては卸業者に対して何らかのリベートを要求してるのではないかということ。「○○協力金」やら「○○協賛金」という名目で、卸価格を税金の値上げ分きっちりとガメとってハラを痛めないように細工したのだろうと。
それを庶民の味方ぶるなんてウソつきもいいとこだよ、と彼独特の早口でまくし立てた。
「あまり勝手なこと言っちゃあいけないよ」
俺はそこはたしなめては見たが、彼はイ○ングループの身勝手な取引に悩んだ仲間が自殺に追い込まれるという壮絶な過去があるので、人一倍報道に過敏になってるので理解は出来る。
まあ、ありえないない話ではない
まあリベートの発生自体も、取引上の立場の優位性を逆手にとって巧妙に業者に負担を要求する大手スーパーの常套手段だ。まあそれは天下のナショナルブランド様のキリンみたいな大企業様なら、まあ痛くも痒くもないわけだが、これが純粋な粗利益が8%以下とも言われる、生鮮品の納品業者にしてみれば、ほうれんそう一束10円値切られるだけでその日の純利益がまったくパーになる世界である。
まったくせちがらいもんである。値切られた上にプロバガンダの為の費用負担までしなければならないのだから
こんなのに限らず、大手スーパーはタチの悪い鬼っ子が多い
まあ5年位前にIトーY-カドーが「年末年始は全品10%値下げ!」という茶番をやってのけたのも皆さんご存知かと思います(実は値下げ札をつける数週前にほとんどの品物を10%「値上げ」していた)
こんなのはどこもやってる日常茶飯事で、自分でお客を釣って自分でお客に突っ込まれているわけで
どこもこんな繰り返しだから、お客も疑心暗鬼になっちゃって肝心な業績なんか良くなるわけないじゃん
Dイエーなんかほとんど死亡しちゃって、おかげであぶれたクソ社員がリストラされて、ハローワーク経由でウチの会社に入り込んでのさばって会社の財産を食いつぶしてる始末だし(笑)
まあそれは単なる俺のぼやきだが
そんな右肩下がりの大手スーパーが、「見さかいなく」という言葉がそのまま当てはまる、あほなコスト削減策を連発するもんだから、立場の弱いこっちは色々と恐喝まがいの要求をされているのだ。
俺がこの1~2年で何の前触れもなく次々と要求されたものは以下の通り
1:歳暮ギフトのカタログ制作費協賛金
2:「配送料無料」にするための配送運賃協賛金
3:「内税表示」に関しての消費税率5%分の値下げ要求
1・2については俺も強気で突っぱねたが「社内の足並みをそろえないとやばい」などというヘタレな理由で受け入れることになった。でも俺は原価にそのままその負担分を乗せて請求している。いまさらそんなもん払ったら利益ゼロどころか赤字だからだ。
3についてはわかりにくい部分が多いと思うが、いままで店頭で「トマトLサイズ1ヶ100円!」とうたってて実はレジで「105円です」と徴収していたことができなくなってしまった為に、まさか店頭で「105円!」というわけにもいかず(←これはよーく考えたらおかしい理屈なのだが)、俺ら納品業に対して「5%分は安く納品するように」と圧力をかけてきた。
これが肉屋かなんかなら、「ベーコン1パック100円!」に合わせて、パック詰めする内容量を5%分減らせばいいことであるのだが、トマトL1ヶはトマトL1ヶだしまさか切り落とすわけにもいかない。これは「さんま一尾100円!」の世界にも同じことが言える。
たぶんこの「内税表示」がスタートしてから、重量単位やサイズのはっきりしないお惣菜やらお菓子の一単位の分量は5%減ったはずである。
さんまやトマトについては、いまだこの問題をひきずったままだ。5%分はそのまま風上の市場そして生産者にかぶってきている。いわゆる毎年慢性的に怒っている農産物や水産物の価格低迷の原因は、実はこの問題から来ているのだ。そんなことで作り手がどんどん減ってきているから、いわゆる品目ごとの端境期(はざかいき)には一気に野菜がなくなってしまい、ましてや台風や大雪なんかは昔に比べて格段にメガトン級になったからなおさら物量不足、相場の暴騰につながるわけである。「キャベツ1ヶ500円!」なんていう事態が平気で起こるのもひとつに作り手の慢性不足からなのだ。
産直だ独自ルートだと「中間コスト」の削減に夢中になっている大手スーパーも、予測不能のおてんと様商売の青果に関しては、ノウハウのある卸売業者の力がないと日々の業務は何も出来ないのは周知の事実。
で、今スーパーの「世話」をしている青果卸業の約70%が3年連続の赤字だ。俺の知り合いも債務超過で行方不明者が続出中だ。俺だって薄給でぎりぎり生活を強いられている。
大手スーパーは「庶民の味方」を気取りながら、あらゆるものをぶっ壊しながら走り続けている
売上利益の前年比割れが続く限り
(いつのまに俺まで頭きて書き散らしちまったよ、さすがに)
そういや小学校卒業後の息子はサッカーどうしてるの?と、オトモダチのある方に聞かれた
その方は、俺のことはどうでもいいから(笑)息子が気になるらしい。
そういやちゃんと書いてないのであった
中学入学後、息子は小学一年からプレーしていた地域のクラブのジュニアユース(U-15)に入ったのだが、部員がどんどん減ってジュニアユースは昨年中ごろに消滅してしまった。結局このクラブのOBの高校生と大学生の作ったチームの練習生として、同じような境遇の元チームメイトのタク君と一緒に体育館のナイター練習で頑張っている。本人いわく「ココが1番ハードだ」一応これがメイン活動。
ただ試合はまったくやってない。
中学校では、昨年にゲストで練習試合に出場したサッカー部に入った。まあ部活ということではあるが、指導者がついてみっちりやってることもなく、クラスの仲間と仲良く、非常にゆるく練習していて「居心地は大変良い」らしい。これは毎日の朝練があり、それから放課後は週二回練習を暗くなるまでやっている。おかげで朝は6時半に家を出るし部活のある曜日は夜8時30分に帰ってくる。
ここでは年何回か試合に出させてもらっているのだが、なんせ中学の「お友達部活」である。「俺が6年のときの小学校のクラブの方があきらかに強い」とぼやく。
「市内では私立には勝つけど公立には負けるレベル」ということらしい。この場合の私立はサッカー不毛の学校のこと。まあこんなもんである。
「小学校の時のクラブのメンバーともう一回やりたい」というセリフを良く口に出す。
あの頃のメンバーの現在はどうなのだろうか
頼れるキャプテン・クマちゃんは地元の公立中に通う傍ら、八王子市の名門クラブに入団して横○ジュニアユースとかヴェル○ィジュニアユースやらとしのぎをけずる世界に飛び込んでいった
近所のナー君はクマちゃんと同じ公立中でそこのサッカー部に入部した
息子と共に最古参メンバーだったよし牛は、K市の某名門中に入学してやはりサッカー部で活躍中らしい
同じく最古参のワッチーは、練習熱心なツブユーと細腕のリャー君と同じ中学に合流して、サッカー部で頑張ってるらしい。同じくそこに入ったカツオ君は残念ながらサッカー部をやめてしまったらしい。息子と右サイドの前後ろでたくさんのコンビプレーを見せたアツ君は、こないだふと近所で会った時には、メガネ君になって「予備校に専念」ということ。また美男子レフティのフジ君はどこか遠くの私立にいったというが、何をやっているかは不明だ。芸能プロに入ったとい怪情報もあるが真偽のほどは
今息子と一緒にクラブOBの練習に来ているタク君は八王子の私立に入ったがなんと部員は8名。
やはり活動というかきちんと練習が出来る環境を求めて、息子と共に頑張っている
時は流れる、という言葉はあまりにも軽いが、みなそれぞれの時間を頑張っている以上、息子の願うように「一緒にやりたい」という希望がかなうことはもう永遠にないのだ。
ただ、息子は某チームのクリニックに通って以来、フットサルの道を親の目の届く範囲をはるかに超えて自分で切り開いている。ほぼ毎週わざわざ学校のある飯能から調布まで通うエネルギーは、あのちっこい体のどこにあるのだろうかと感心する。
ココでは選手も含め、本当にいろんな方にお世話になりながら技術を磨かせてもらっている。
もしかしたらここが彼の新たな出発点なのかもしれないと思う。というのは親バカの思い込みだが。
ココに来ているプレーヤーは教える選手の方もスクール生の方も、男もオンナもさまざまな人生を背負ってプレーをしている。その心意気は人それぞれだが俺には真似の出来ないくらい大きなものであることはお話をうかがいながら知った。
この先、息子がプレーヤーとしてどうなってどうなるかは正直わからない。ここ数年どんどん成長していて、いろんなものに興味が向いているからなおさらそう思う。彼の人生、先までは俺は決める権利などない。
ただひとついえることは、息子を可愛がってくれるプレーヤーの方々のそれぞれの「背中」を見ながら、彼はボールを蹴り続けているということだ。これはいま1番大事にしたい最高の見本である。


とあるところでいただいた、古代米というものを炊いて食ってみる
白米カップ3に古代米カップ1の割りで入れたが、これだけの染まり具合い
まっ赤っ赤だよおい
次回はカップ0.5でも充分かもしらんね
さてさて
このメシに、昨日京都で買ってきた京たけのこを炊いて一晩冷水で〆(しめ)たものを刺し身風にいただく
これをぜいたくという

本当に春なのだろうか
春、というか季節の明らかな変わり目であるにもかかわらず、俺はいつも敏感に感じる「匂い」がないことに気が付いた
(体調は悪くないのだが)
まるで冷蔵保存したように、街路樹の桜も散らずに何食わぬ顔して咲いたままだ
春の匂いがないと、スイッチがなかなか入らない今シーズンの俺である

4月8日(土)
三ノ宮から朝6時に出たという息子が帰ってきた
夜は福生でアズーロのイベントをやるから、そこに直接くるように、とは伝えてあったが、果たしてたどりつけるか 心配はご無用であった
イベントが始まる30分前に彼はのしのしと帰ってきた
イベントでは、旅の疲れで重い体をひきずりながら、最後の練習試合では終始面白がりながら得意のループシュートを2発も決めて喜んでいた
帰宅すると、自分の使った旅の資料や覚え書きをニヤニやしながら眺めていて、気が付くといぬのようにスースーねてしまっていた

以外に思われる方も多いが、俺はたばこを吸わない
たばこはハタチで卒業した
まあ具合が悪いときを除いて別に目の前で誰が吸っていても気にはならないし、否定も肯定もしない ある方も言ってたが、カフェみたいな存在だ
ただ、俺とのメシの席の途中で吸う場合は別 ボーダーラインはそこだ メシには厳しい
そんな中、ウチの本社の事務所が全面禁煙となって大騒ぎ なんだか秋の大移転で、新しい本社オフィスは現代社会に合わせて建物内禁煙の構造になるそうで、偉い人が「いまから練習しとけ」といわんばかりに厳罰化したそうな
あらら
右往左往する人達を眺めていると、なんだか実験動物をみているようでそれはそれで日々の楽しみだったりもする
という残酷な俺だ
息子がまた旅に
今回の旅もまた俺の知らない場所
電車も通ってない、地の果てみたいな場所らしい
俺だって人の親、心配だってするし余計な世話も焼きたくなる しかし今回はあえて突き放したのだ 彼に足りないものは彼にしかわからないから
親としては、無事を祈る ただそれだけ