ENDLESS SUMMER NUDE

僕ら今 はしゃぎ過ぎてる 夏の子どもさ
胸と胸 からまる指
ウソだろ 誰か思い出すなんてさ
その髪の毛で その唇で
いつかの誰かの感触を君は思い出してる
僕はただ 君と二人で通りすぎる
その全てを見届けよう
この目のフィルムに焼こう
僕ら二人で通りすぎる
その全てを見届けよう
心のすれ違う瞬間でさえも包むように
(ENDLESS SUMMER NUDE:詞・桜井秀俊/倉持陽一)
野暮(やぼ)用というか社用で、ちょうど「ひと回りよりさらにふたつ下」の女の子と車で出かけた
距離的には一時間弱と、やや俺にはかったるく感じた
ただ、悪いんで一応つまんない話などをしてやりながら流していたのだが
不意に入れっぱなしのCDからこの詩が流れてきた
俺は一切の会話を止めて聞き入る
不朽の名盤、といえば言い過ぎだが、俺の中でもこの時期には何故か繰り返し聴いてしまう常用ソングだからだ
「その目のフィルムに焼こう」
というフレーズは、何年たっても心に刺さってくる。
往生際の悪い俺の人生の、何度も同じ繰り返し。そんなアホウな俺は、こんなウタに共感したりまた忘れたり、ホーンセクションと女性コーラスでなんとなくごまかして現実を笑う
曲が終わる
となりの彼女は、なぜか訳知り顔で聞き入るようすをみせてリズムをとっていた
ん??
「知ってるの?」
「いえ、初めて聴きました。誰の曲ですか?」
まあ、そんなもんである





