最終回・あとがき
よくもまあ、この日報も続いたもんだ。単純に「日記をつける」という作業自体が人生ではじめての出来事だ。やればできるもんだ。
最初はリスペクトするこの殿のサル真似というつもりで。いわばフォロワーというかストーカーというべきか(笑)
内容は当初「俺の半径5mの出来事」を基本に、まあ他の人からしたら何の興味もわかないような俺の職場の現場をレポートするだけにしようと思ったのだが、息子がちょうど小学生最後の学年であり、いろんな節目を迎えたところが生々しくレポートされていたのが後で考えればいい成長記録になったのである。
このあと息子は俺のことなんかかまわずに、勝手に世界に羽ばたいていくだろうが、息子の少年期の頃の記憶をあとでしみじみと思い出すのは親の特権である。
俺自身は、相も変わらずの日常でたいして代わり映えはしない。現場でのいつもの仲間とのじゃれあいも昔っから変わらない。
しかし、来年の秋にはこの愛すべき現場には大きな変化がやってくる。楽しい現場の仲間はみんなバラバラになってしまったり、俺は俺でもしかしたら全然違う仕事をしているかもしれない。
思い出としての貴重な記録にはなったのだろう。
まああまり思い出にひたる余裕など現実にはない。絶えず動き続けなければならないのがこの世界だ。
※日報の続きはこちらでどうぞ
現場は今日も、まわっている
(Fine)







