TVというメディアを放棄してみると
今日は日本でテレビ放送が始まった、という記念日らしい(?)
それでは、我が家のテレビ事情をここらで告白することにしようかと。
実は我が家は一昨年の9月からテレビ放送をみていない。一応14インチのテレビとケーブルはあるのだが。
当時の理由は、息子がテレビばっかりみて夏休みの宿題をまるまるサボッた為である。そのときは単純に頭来てテレビのケーブルをブッちぎった記憶がある。
バカな息子にお灸をすえた形で、ほとぼりがさめたら年末にでも復帰しようかなんて考えていたのだが、11月になった段階でふと、イケナイ考えが浮かぶ。
「このままテレビをみないでいるとニンゲンはどう変わるのだろう?」
別に息子にスパルタで英才教育をほどこすつもりはない。これは単純に、息子をまきこんだ、実に身勝手な人体実験なのだ。
条件はあくまでテレビ放送をみないこと。
DVDとVHSはOK。ただし録画は禁止。
家でのメディアはラジオとインターネットのみ。なお新聞は6年前にずさんな販売店とケンカをして以来とっていない。
はじめの頃は、家は毎日お通夜みたいでしょんぼりしていた。そのうち、情報欲というのだろうか、なんか禁断症状みたいなムラムラとした感覚が襲う。
息子も人生最悪の日々だと嘆く。しかしながら俺は意地を張り続ける。
あれだけどっぷりとみていたフットボールの試合放送も放棄したのだ。普通でいられるわけがない。
テレビ放送をみない分の穴埋めとして、スポーツ関係はできるだけ生でみることにする。またこの頃からライブや芝居にもよくでかけることになる。
それにともなって旅にもよくいくようになった。息子はマンガだけでなくSFものとかミステリーの本をよく読むようになったり、自分でイラストとか物語を書くようになった。
そんな息子は、はじめの頃は人生最悪の日々だと嘆いていたが、少しずつ切り抜けている様子だった。
俺の帰り時間を計算して、こっそりと切れたケーブルを修復して勝手にアニメを見ていたことはなんとなくわかった。さすがだ。俺は気付かないふりをしながら、さらに配線をぐしぐしゃにする(笑)
実はそれでも息子は頑張って研究していたらしく(笑)、あっさりと配線をつないでテレビを楽しんだあと、俺が帰る前にまた「元どおり」のぐしゃぐしゃの配線に戻す技術まであみだしていた。ご苦労さん。
いよいよそれも面倒になったらしく、テレビは友達の家で観るようになったらしい。
児童虐待で訴えられそうだな(笑)
とにかく、こんなして我が家はユーロ2004もアテネ・オリンピックもみないまま夏を終える。
9月になった。この罰ゲームのような暮らしも一年が経過した。解禁するべきかどうか、考えてみた。
俺は主要な情報源は現場で拾い読みするタブロイド紙(ナイタイとか)と車で聴くラジオで間に合っていた。世間情勢については現場で八百屋のおともだちとのトークで充分だしなにも不足感はないのだ。
息子も、こんな暮らしももうあきらめたというか慣れたというか(友達の家でみてるから)、いまさら家でテレビ?という感じらしい。それよりか前よりもやりたいことが増えて増えて時間が足りないらしい。
まぁ、いいか。今更。
そんな感じである。
めんどくさいのが我が家は一番キライなので、結局はこのままの生活でということになった。
テレビは悪だとは思わないけど、必要なものでもない。
というのがいまのところです、以上!
